←BACK NEXT→ | 原体照射法は、1960年代に臨床適用される。当然すべての制御はアナログであった。2000年代ではすべてがコンピュータ制御され、どの治療装置にも装備される。それは、ソフトの開発が大きく寄与する 私は、この40年間の「原体照射の発展」に携わって来たので、その発展的プロセスを記録して行く。 これは、現在の「高精度放射線治療」の原点である、と言う表現は過言ではない 池俣武生 |
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CONFOMATION RADIOTHERAPY GENERATION 1966-2009 原体照射法 2 |
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新しくなった建築美を楽しんで通勤する。
平和公園内の猫ヶ洞池から遠望する愛知県 がんセンター病院。
国内の先端的、放射線治療がこのリニアック 装置によって開発され発信していく。
原体照射の機構を示すスライドは現在2008年においてもIMRTの解説と同時に示される。
このシステムは、同施設のみ採用されていた。
放射線治療部には、このように吹き抜けを幾つか設置する要望案を池俣武生が提出。
新病院と同時に導入した先端的高精度放射線外部照射装置(リニアック)。
最新の治療技術のIMRTで原体照射法が解説の糸口となっている。 2008年」
高橋信次名古屋大学教授が原体照射方法の研究成果をまとめ出版する(1961年)This is Conformation Radiotherapy である。
高橋信次教授の開発した廻転横断撮影装置:220度廻転(東芝社製)
現在のCT装置は、この装置が基礎となっている。原体照射が採用された1966年から個別的治療計画が可能となる。
大学祭の時、高橋信次教授室にお尋ねした際、壁に展示されていたレントゲン教授の写真パネルを発見し、即、高橋教授にお願いして、この写真をお借りする。貴重な思い出の写真(自ら撮影、現像をする)。