自由が丘の愛知県ガンセンター放射線治療棟周辺で見られる野鳥を示す
がん治療の、外部放射線治療装置を集結させた放射線治療棟 主な治療装置は
1、日本電気社製 リニアック第1号機
2、三菱電機社製 リニアック第1号機
3、東芝社製 ベータートロン第1号機
4、島津社製60-コバルト回転型・固定型
5、東芝社 表在性00KV・X線治療装置
放射線外部照射装置が集結した放射線治療棟は地下を電気、
空気調整室を持つ一階建て,周辺は野鳥が飛来する樹木があり上空は航空通路となっていた。
施設の裏は鹿の子公園そして平和公園と続き猫ヶ洞池があり、
渡り鳥の急速の場所」であった。
お昼休みの絶好の散歩コースとなり、治療を受ける方や
入院の方々もこの場所で四季の移り変わりを楽しむ。
以下の野鳥や留鳥の写真は、散歩道でいつも出会う。
原体照射法は環境が大切だった!
昭和三十九年愛知県がんセンター開院
初代今永一病院長
初代赤崎兼義研究所長
昭和43年病院職員運動会にて 撮影 池俣武生
放射線外部照射室の漏洩線量測定
放射線治療部近くに、職員住宅・看護宿舎があり、
上空の漏洩線量をクレーン車を用いて測定する。
←BACK NEXT→ | 原体照射法は、1960年代に臨床適用される。当然すべての制御はアナログであった。2000年代ではすべてがコンピュータ制御され、どの治療装置にも装備される。それは、ソフトの開発が大きく寄与する 私は、この40年間の「原体照射の発展」に携わって来たので、その発展的プロセスを記録して行く。 これは、現在の「高精度放射線治療」の原点である、と言う表現は過言ではない 池俣武生 |
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CONFOMATION RADIOTHERAPY GENERATION 1966-2009 原体照射法 2 |
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新しくなった建築美を楽しんで通勤する。
平和公園内の猫ヶ洞池から遠望する愛知県 がんセンター病院。
国内の先端的、放射線治療がこのリニアック 装置によって開発され発信していく。
原体照射の機構を示すスライドは現在2008年においてもIMRTの解説と同時に示される。
このシステムは、同施設のみ採用されていた。

放射線治療部には、このように吹き抜けを幾つか設置する要望案を池俣武生が提出。
新病院と同時に導入した先端的高精度放射線外部照射装置(リニアック)。
最新の治療技術のIMRTで原体照射法が解説の糸口となっている。 2008年」
高橋信次名古屋大学教授が原体照射方法の研究成果をまとめ出版する(1961年)This is Conformation Radiotherapy である。
高橋信次教授の開発した廻転横断撮影装置:220度廻転(東芝社製)
現在のCT装置は、この装置が基礎となっている。原体照射が採用された1966年から個別的治療計画が可能となる。
大学祭の時、高橋信次教授室にお尋ねした際、壁に展示されていたレントゲン教授の写真パネルを発見し、即、高橋教授にお願いして、この写真をお借りする。貴重な思い出の写真(自ら撮影、現像をする)。