コンピューター制御によって、がんを叩く「原体照射法」を稼動するには、放射線外部照射装置(リニアック)に専用の可変式多段コリメータ機構を装備しないと出来ない。1980年では、日本で2ケ所。重要なことは、がん部位近くの臓器の保護が必要となる。図はその防護部位を3次元的に打ち抜く装置を取り付けて照射する位置設定の実況。

放射線外部照射は20から30回の照射が行われる。頭頸部領域は動き易いため上部のような固定用マスクを個々に作成する。また照射範囲の印はこのマスク上に描き込むため、患者さんの皮膚マークがない。

患者さんの照射位置設定は必ず放射線治療専門技師2名1組で行うのが原則。

1960年の原体照射法の最初の論文は

Proimos.

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放射線外部照射について、最大の目標は、腫瘍部に線量を集中させることにある。同時に近傍の健常組織・臓器には、最小の線量に抑える照射技術のポイントを展開する。

原体打抜き照射法の実際:武生

技術ノート1 2

リニアック照射室に併設した簡易型位置決め装置1990年3月   愛知県がんセンター

治療照射前に透視下で解剖学的基本点(位置)に照準させて、毎日の治療照射位置のアイソセンターに移動して治療を行う高精度を目的とした照射方法。

この定位的照射法を日常的に行っていた。
         報告者:武生(JASTRO)