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名古屋むすめ歌舞伎



http://www.musumekabuki.com/

女性だけの歌舞伎
なごやむすめ歌舞伎



GAmon創刊号より転載2009年3月21日

芸どころ名古屋の
女性だけの歌舞伎

私は名古屋むすめ歌舞伎を観て10年となる。平成11年7月第二回小娘会を観る。感動と感涙で、観て良かったと感じた。

どのプログラムも良く、企画構成にも感動・・・。 「むすめ歌舞伎の勉強会」という、サブタイトルであった。17才の歌舞伎とは思えない、自信に満ちた演技、その熱意が伝わってきた。これは、小娘会を取り巻く先輩たちの愛情一杯の指導があったからと思った。この時、この感動を多くの方々に紹介しなくてはいけないと決心する。        

ART SCENE代表  池俣武生

第三回 櫻別会 舞台半寿(鶴舞駅)
2010年12月5日

第三回 櫻別会 舞台半寿(鶴舞駅)
2010年12月5日

第三回 櫻別会 舞台半寿(鶴舞駅)
2010年12月5日

第二回櫻香の会 名古屋能楽堂 
5月27日市川団十郎+市川櫻香 出演

第二回櫻香の会 名古屋能楽堂 
5月27日市川団十郎+市川櫻香 出演

 

 

第三回 櫻別会 舞台半寿(鶴舞駅)
お話:人間国宝 常磐津一巴太夫師
2010年12月5日

第三回 櫻別会 舞台半寿(鶴舞駅)
2010年12月5日

第三回 櫻別会 舞台半寿(鶴舞駅)
2010年12月5日

NPOむすめかぶき 代表理事  市川櫻香 

 季節の中で           

初秋の日差しが影法師の背丈を伸ばす夕暮れ、蜩(ひぐらし)がチイチイチイと奏でるのを聞き過ぎ越してきた命を愛おしく、また残す命の尊さを感じます。三味線でも「蜩」といわれる演奏があります。歌舞伎のお芝居の中、この演奏は必ず愁いを伴う箇所で使われています。「忠臣蔵、五段目」の定苦九郎、「廓の仇夢」権八いずれも命を捨てる境涯の中、お芝居一連に漂う無常観を、三味線の蜩のひと撥、ひと撥の音色が語ります。夏の終り、早朝と夕方に鳴く蜩を耳にすると自然に体から沸き起こる、何とも言えない深さを感じます。
私どもの芝居稽古場と事務所の玄関口には、小さな庭の小道を通っていきます。春には、八重桜が毎年見事に咲き、つつじ、紫陽花、秋には枝葉を染め、やがて枯葉ははらり、はらりと毎落ち紅葉の小さな絨毯を作ります。宵から降った雪の明朝の景色など何度見てもうっとりとするものです。ことに春を待つ桜が懸命に寒気に耐え、やがて枝々が互いを鼓舞するように枝先までも力を込め、その硬い木の皮の下からふんわり淡い、桜色が立ち込めてくるーその時期の桜がすきです。

 昨年、この桜の木の根から若手が数本芽を出していることに気ずきました。この枝は、この建物が出来た翌年ここに若木で植えられましたので40年以上の年月を共にしておりましたが、はじめてのことです。

若木のしっかり背丈を伸ばす様子をうれしく感じます。四季に、見る、聞くものには、生きる中で本当の目耳を持って、私どもが心の目を開けるその時を毎年々持っていてくれるように思いました。

私共もNPOと致しまして早3年となりました。これまで、様々なご縁に従い、ご指導賜わり、学ぶ機会を得られました事を何より有難く思います。

 この3年間に多くの子供さんの「無心」に出会いました事、名古屋市文化振興事業団様のお力のもと「女流歌舞伎公演」を実施できました事、様々なことは教わることに出会うことでもありました。誠にありがとうございました。今私共がなすべきことは何かを問い、大切に一生懸命勤めて参ります。皆様におかれましては未熟な私共をこの上もどうか倍旧のご指導、ご便達下さいますよう、謹んでお願い申し上げます。

  2006年9月発行  NPOむすめ歌舞伎 第3号「とん」 より抜粋


 舞台・半寿   お披露目  2007-7-14

photo by niwa

クリスマスは「名古屋むすめ歌舞伎」を観てと女性だけの歌舞伎をアピールする。いつも感涙の中で観ている魅力溢れた平成の歌舞伎を観る。名古屋芸術創造センター     2006年12月24日クリスマス前夜

名古屋むすめ歌舞伎 創立25周年記念 御園座講演 2008年1月27日 

1、鎌倉三代記 2、京鹿子娘道成寺

常磐津綱男師暦三十周年常磐津講演会

2006年8月26日 大阪 国立文楽劇場

  なごやむすめ歌舞伎稽古場

  この八重桜がむすめかぶきの歴史である、現在はこのように春爛漫です。    

   2007年5月撮影:稽古場の改築

  現在は、”舞台半寿”となる。 

第1回「とんの会」 名古屋能楽堂    
 2007-8-12 なごやむすめ歌舞伎主催



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