映画は楽しい。映画を観ないと損する。 が「実感」である。この楽しさを教えてくれた方は 渡辺孝明映画監督であ。
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彼の、映画に対する情熱は只者ではない。 現社会への視点の鋭さは「映像」から溢れて来る ばかりではない。誰もが踏み込まなかった世界への 取材とその豊富な体験から生れ出る話術の巧みと 面白さが楽しく、映画を通しての話は、朝まで 続くのである。
左の写真は、岐阜市の金華橋から北へ5kmの椿洞の 場を居点としていた際に毎週の土曜日に行われた 野外での映画鑑賞のシーンである。 焚き火をしながら野外料理を作り、ビールを 飲みながら観るが常であった。 観賞した映画は、娯楽映画ではなく、 日本に上陸していない秀作作品ばかりであった。 1年間に100本は観た。 「観たらなんでも好いから10分感想をしゃべれ」 が常である。季節を問わず、外にスクリーンを 張った。雨の時は家に持ち込んだ。 観る時間は、夜の10時から朝の6時まで。 冬は背中のコートは、雪と共に氷でガチッと 固まっていた。 5年前の製作映画「水の女」は、岐阜郡上の山中を 中心に撮った「とても美しい映画」であった。
最近観た映画: 若松孝二監督: 浅間山荘の道程(みち) レンブラントの夜警 草間弥生「わたし大好き」
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